【意味】戦いにおける四つの心構えを述べた語。風のように素早く動いたり、林のように
    静かに構えたり、火のような激しい勢いで侵略したり、山のようにどっしりと
    構えて動かない意。

言わずと知れた名将 武田信玄が戦のときに掲げた旗印として有名ですね。
上越市は、戦国武将ファンならずとも有名な上杉謙信ゆかりの地。以前、大河ドラマで
注目されたあとも、春日山城址をはじめ、いろいろな名勝に全国各地からいらして
頂いています。その謙信のよきライバルであった武田信玄は、上越地域の子どもたちが
行なう総合学習などで、必ずと言っていいほど登場しており、なじみ深い存在となっています。

では、この【風林火山】に続きがあることはご存知でしょうか。漢文体になっていることは
みなさんご存知だと思います。「そのはやきこと風の如し…」から始まる一節にには

難知如蔭(しりがたきことは蔭の如く / 暗夜ひそかに行動するかと思えば)
動如雷霆(うごくことらいていの如し / 雷鳴のようにとどろき渡る)

と続きます。そして最後に

敵より先に「迂直の計」を使えば勝つ。これが、勝利の法則だ。

とまとめられています。これは中国は春秋時代の呉の将軍・孫武が書いた兵法書からの
引用であり「迂直の計」とは、「迂」曲がりくねったり、「直」まっすぐ行ったりと
真逆の行動をあわせて行なうことで、そうすることで相手をほんろうさせ、戦いに
勝利するという【必勝法】というわけです。