日曜の朝から今日の朝刊やテレビ番組に至るまで、多くの時間を割いて
2020年の夏季オリンピック・パラリンピック大会が東京で開催されることを報じています。
私も、7年後の開催を今から楽しみにしています。

7年後といえば、今の中高生たちは20~25歳と身体的にも精神的にも一番活動的で
能動的な時期だと思います。文字通りトップアスリートたちの共演に触れ、国際的な
交流の一端を味わってもらいたいと思います。

テレビでは「お・も・て・な・し」というシーンが繰り返し流れていますが、
総会の場でプレゼンテーションされた日本の方々のスピーチ原文(英語)を見てみました。
興味のあるかたはこちらをご覧ください。
どのスピーチもとても分かりやすい英語で作られています。現役の高校1年生なら
数語の単語を辞書で引くだけで読めてしまうと思います。難しい分詞構文や
過去完了進行形などといった文法は一切使ってありません。文章ひとつひとつも
短く、端的に自分の伝えたいことを述べていると思います。

とかく日本人は英語について完全主義者だと思います。難しい文法を使った方が
カッコいいと思っています。それよりも自分の気持ちを自分の言葉で表現する方が
相手に伝わり、今回の得票数の結果に表れているのではないでしょうか。
7年後、より国際的な日本人になっているためには、まずは自分たち自身が
作ってしまった英語への苦手意識=完全主義を取り払うことから始めたいです。