【意味】1本の釣りざおを友に自然の風物を楽しみ、俗事を忘れること。
    《陸游「感旧詩」からの成語》

今日は海の日です。連日、各地で猛暑の知らせが聞かれています。
そんなときには海にプールに涼を求めて遊びに繰り出すのもいいですね。
今回の四字熟語はなかなか目にする機会も少ないですが、釣り好きの
お父さんが「釣りは釣糸を垂らして待っているのも楽しいのだよ」と
言っている理由がここにあるのだと思います。

釣糸を垂らしている間は、基本的にその場を離れることはできません。
ただし目の前に広がるのは海であったり川や池だったりします。
そこには植物や鳥などの動物がいます。獲物が針にかかってからは
その獲物との格闘で忙しく、そういった自然と対峙する暇はありません。
糸を垂らし、なにもできないからこそ、風や空に目をやり、日ごろの
ストレスを浄化できるのではないでしょうか。…一部のお父さんは
釣果のないことの言い訳に上のセリフを言っているかもしれませんが。