【意味】仏門に入り、悟りを開こうと固く決心すること。転じて、あることを成し遂げようと強く決心すること。

「念」という文字が入っているので仏教の言葉かなと推測できますが その通りで
「一念発起菩提心(ぼだいしん)」の略だそうです
本来の意味を考えてしまうと 我々一般人がそうそう使っていい言葉か悩んでしまいますね
仏様と言って思い浮かべているお釈迦様は 悟りを開いた第一人者(とここでは簡単に言ってしまいます)
お釈迦様のような人物になるためには 何か相当な苦難や修行が必要なのではと思って構えてしまいます

ただ仏門ではなくとも 人生の中で苦難や苦労というものは絶えず目の前にやってきます
そのときに挫けず 前進させてくれるのが「強い信念」というものなのではないでしょうか
人間は弱く 放っておくと水のように低いところへと流れていってしまいます
その弱い心を 強い信念で一念発起し せき止めることが成長・飛躍する要因のひとつでしょう
この信念に 願わくば「誰かのために」と付け加えて欲しいと思います
「自分のために」だと甘えが出たり いいように解釈してしまいがちです
親のため 友達のため 家族のためにと自分の信念を貫ける人は とても強い人です