SSスクール【妙高市の少人数・個別指導塾】

新潟県妙高市の学習塾 成績アップ・高校合格を徹底サポート!

2013年02月

【意味】外見は穏やかでやさしそうだが、心の中は何事にも左右されない強い意志をもっていること。
    外見は弱々しく見えるが、案外気の強いことにもいう。

「柔能く剛を制す」という言葉にも使われる通り 「柔」は穏やかなことで
「剛」は意志などが強いことを意味します

若い人たちの間で流行り 今では市民権を得た【空気を読む】という言葉があります
とかく現代ではこの「空気」が読めないと 周りから煙たがられたりします
しかし周りの意見を気にしすぎてしまい 表題の【外柔】はできても【内柔】にまで
なってきている人もいるのではないでしょうか 相手からの印象を損なわないように
してばかりいては 【自分】というものがなくなってしまう恐れがあります
確かにメールやSNSといったコミュニケーションツールが煩雑化してきている
昨今で【外柔】でいることはとても大切です しかし【自分】という芯をもってこそ
相手に優しくできたり相手を気遣ったりできるものです 人間は一人では生きていけません
しかし誰かに頼るばかりでも生きられません 【外柔内剛】のバランスをとった
大人に成長していってほしいです

昨日の上越地域は 例年からはなんと1ヶ月以上も早い「春一番」が吹きました
予想外の春の訪れの早さに驚く一方で 今日は朝からの雪と時折吹く強風で
辺りが真っ白になるくらいの荒天となっています

そんな春と冬とが行ったり来たりしている中で 新潟県の公立高校では
推薦選抜の入学試験が行われています 結果は来週金曜の発表と 少し
待っている時間が長いように思います まさに春とも冬ともつなかい日々を
過ごさなければならないかもしれませんね
そういった受験生の負担を心配する声もあり 現状新潟県では推薦入試の
志願者が多くありません 軒並み定員割れを起こしており 中には20名弱の
募集に対して数名の応募といった学校も少なくありません

確かに 2月の中旬に推薦の合格発表があり もし不合格だったら
それから2週間あまりで気持ちを入れ替えて一般入試に向かうしかありません
それを考えると ご父兄や担任の先生が推薦入試を敬遠する気持ちもわかります
しかし 今の中学生はそんなに弱くありません 昔よりもずっとクールで客観的な
考え方ができています 「試験を受けるチャンスが増える」という考え方を持っている
生徒たちには この推薦という制度がある限り ぜひ有効にチャレンジして欲しいと思います

ただし 推薦試験制度自体を肯定するかと聞かれれば 答えは【NO】です
なぜなら 優秀な生徒ほど推薦入試を利用する中で そういった生徒は必ず大学へ進学します
大学へ進学する際には ほぼ決まって大学入試センター試験を受験しなければなりません
ここで高校を推薦で入学していると 【ペーパー試験】で自分の人生を決めるという試練を
18年間生きてきてここで初めて経験しなければなりません 私の経験上 多くの【推薦組】の
高校生たちがセンター試験では実力を発揮できず涙をのんでいます 普段の成績は良いのに
それはひとえに 試験慣れしておらず 場の空気にのまれたと言っていいと思います

自分の人生を決する試験…どの道を通ってもいつかは訪れるその機会は
どうせなら早いうちから何度も経験する方がいいと思います

【意味】恐れることなく、自分の目的・目標に向かって、ひたすら前進すること。
   「勇往」は勇んで行くこと。「邁進」は勇敢に突き進んで行くこと。元気よく前進すること。

節分も終わり 今日は「立春」です 暦の上でも春になり 上越地域ではこの時期には珍しく
ここ数日間 雪ではなく雨が降っています 今年の春は例年よりも早いかもしれません

今日の四字熟語は文字からしても いさましい 堂々とした漢字が連なります
塾内でも 今年の受験生たちは各中学校で最後の三者面談を終え 志望校を決定しました
自分の定めた目標の高校へ向かって文字通り【勇往邁進】しているところです

一方で 中1生や高校生にとっての目標はかすみがち 高校入試や大学入試などと言っても
「まだまだ先のこと」と思って真剣に見つめているとは言いがたいのは…ここだけでなく
多くの中高生が思っていることでしょう そんなときにはなるべく近い所に目標を構えてみてください
今月中に行われる学年末テストでもいいですし 当スクールでは漢字検定や英語検定への挑戦を
予定しています 漢字検定は直近で平成25年6月30日(日)の実施 英語検定は同年6月9日(日)の
実施です 明確な日付をもとに「合格」というはっきりした目標設定をすることで
【目標に向かって進むこと】を身をもって学んで欲しいと思っています

今日から2月になり 2013年もはや1ヶ月を消化しました
今年に入ってからは新政権になって経済に明るい兆しというニュースと共に
市立高校の部活動顧問の体罰による生徒の自殺に端を発する【体罰問題】が
毎日のように 学校を変え 組織・団体を変えて 報道されています

教育の一端に携わる者として違和感を感じている言葉があります
それは加害者(立場の強い側)からの弁として語られる
【一方的な信頼関係】という言葉です
…果たして 信頼関係とは一方的に成り立つものなのでしょうか
また 信頼関係が成り立っていたら体罰(暴力)は許されるのでしょうか

学校外学習である塾や習い事の指導者にとって生徒との信頼関係は生命線です
もちろんそれは学力向上にも大きく影響しますが 信頼関係が成り立っていない
生徒の場合には 仮に成績が上がろうと その塾を去っていきますので
ビジネスの上でも生命線と言えます ですので無論私だけでなく多くの指導者が
体罰はもちろん 常に生徒との意思疎通に気を配っているはずです

強い立場の人間は 同時に強い力と多くの責任を負います
自分の持っている力が 望ましくない方向へはたらいていないか
常に神経を尖らせるべきなのだと思います

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